平成28年3月11日(金) 東日本大震災から、まる5年が経ちました。
運動療法センターに集まりセレモニーを行いました。 当時の事を振り返るスライドを見た後に、災害時の初動マニュアルの確認を行いました。 14時46分には、黙祷を行いました。
緑の里クリニック院長と緑の里第2クリニック院長より、外来患者さんにお渡ししているメッセージを掲載します。 『東日本大震災からまる5年』 ―外来患者の皆さまへ― 5年前の3月11日に発生した東日本大震災におきまして、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、 被災された皆さまとご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。 時の経過とともに、日常を取り戻すことができている人も多い反面、復興への長い道のりを必死にふんばってきた方がたくさんおられます。 5年間の復興の過程で多大な資金が投入されましたが、被災3県の人口は減り、東北の過疎化は加速度化した感じがします。震災関連死‐孤独死は後を絶ちません。東北の復興は東北人の視点で再検討する必要があります。 自然災害はまたいつ起こるか分かりません。地震・津波、大風‐台風、大雨、大雪などさまざまです。東日本大震災での経験を風化させることなく、災害が起きた際には早めに避難することを心掛けましょう。カラぶりしても訓練になります。 岩沼の復興は災害公営住宅が早くできあがり、一安心の状況です。しかし、心の闇は逆に深まってきており、みんなで支えていく必要があります。手を携えて共に歩みましょう。 福島の現状にはとても心が痛みます。みんなで注視していきましょう。 平成28年3月11日 緑の里クリニック 院長 宍戸洋 緑の里第2クリニック 院長 石田亜希
2016-03-11 17:02:45
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